あおたろー、2歳1ヶ月で突発性発疹にかかる。川崎病の疑いもあった。

先日、あおたろーが2歳1ヶ月で突発性発疹にかかりました。

突発性発疹といえば、ほとんどの子どもが免疫がなくなる生後6ヶ月くらいから2歳くらいまでにかかる病気だそうです。あおたろーはおそらく突発性発疹であると診断されましたが、経過から川崎病の疑いもありました。

今回は突発性発疹についてあおたろーの実体験を元にブログを書こうと思います。

突発性発疹とは

突然38°~40°くらいの高熱が出て3~4日続き、熱が下がった頃から発疹があらわれる病気です。熱のほかには下痢になることもありますが、その他の症状はみられないことが多いようです。

高熱が出ている割には元気があり機嫌が良いことが特徴です。発疹が出始めると不機嫌になることが多いようです。

突発性発疹はかならずかかる病気で、ほとんどの子どもが2~3歳までにはかかります。

原因は感染によるもので、一度かかるとウイルスが身体の中に残るそうで、一番身近な両親が持っているウイルスから感染することがほとんどだそうです。

基本的には自然治癒する病気ですが、まれに脳炎や脳症、劇症肝炎や血小板減少紫斑病など重篤な合併症をひきおこすことがあるので注意が必要です。

突発性発疹と診断された場合、特に治療する必要はなく発疹は1週間ほどすれば自然になくなります。痒みがないことが特徴で、痕も残らずきれいになくなります。

あおたろーの場合

生まれてから2歳の今までほとんど病気にかかることのないくらい健康だったあおたろーですが、今年に入ってからは体調を崩しがちでした。

そんな中、3月の初めに急に40°近い熱を出しました。高熱が出たのは初めて。なんとなんく元気がないなーと思ってはかったら熱がありました。

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次の日になっても熱は下がらずグッタリ。すぐにかかりつけの小児科に連れて行きました。診断結果は咽頭炎からくる熱だろうとのこと。

喉がけっこう腫れてるみたいでした。でもあおたろー、食欲はガッツリありましたよ。

喉が痛いだろうに、それに熱が出ていて本調子じゃないのに食欲は落ちません笑。それがすごい。ちなみにその時はまだ発疹は出ていませんでした。

3日目。午前中には熱がさがり機嫌もよく元気になったけど午後からまた高熱でグッタリ。食欲はある。普段全然ママっ子じゃないのにママにべったりになる。

4日目。高熱が続く。お風呂はずっと入っていない。手の甲に赤い発疹が出ているのに気付く。

5日目。昼には熱が下がる。体中に発疹がでてきた。突発性発疹だと確信。一安心する。しかし機嫌が悪すぎて、あおたろーの態度に自分の気が狂いそうになる。(何をやってもイヤイヤ泣き叫び、飲み物など与えてもコップごとひっくり返したり。)

その後もしばらく機嫌が悪い日が続きました。あおたろーの場合、発疹は身体全体にあらわれ、特に顔が真っ赤でした。少しかゆがっていたようにも思います。

お肌は乾燥していました。1週間くらいで発疹はきれいになくなりましたよ。下痢などは見られませんでした。

なぜ川崎病の疑いがあったのか

突発性発疹だと思ったので、熱が下がって発疹が出た直後は病院に再度診察に行きませんでした。しかし、何日かしてあおたろーの手の指の皮が剝けていることに気付きました。あおたろーも気になるようで、自分で指の皮を剝いていました。

それが気になって、インターネットで検索してみると溶連菌感染症かも!!と思い、不安になりすぐに病院に連れて行きました。

すると、先生になぜ発疹がでてすぐに診せに来なかったのかと怒られました。私はてっきり突発性発疹なら自然に治るものなので診せる必要はないと思い込んでいました。

溶連菌感染症の検査は陰性でした。先生は、発疹が出てすぐの状態を診てないからなんともいえないけど、川崎病だったら大変だから念のために大きな病院で検査を受けて欲しいと言われました。

川崎病はインフルエンザや溶連菌感染症などのように口内の粘液から調べることは出来ないみたいです。

川崎病とは

全身の血管、とくに動脈に炎症が起こる病気です。日本では年間1万人以上の子どもがかかっています。主に4歳以下の乳幼児がかかりやすく、男の子にやや多くみられます。

原因は未だ解明されておらず、予防法は無いようです。

川崎病の判断は特定な症状が下記の6つのうち5つ以上満たせば診断されます。

  1. 発熱が5日以上続いた場合。自然に熱が下がることはあまりないみたいです。
  2. 両目の充血。白目がウサギのように真っ赤になります。
  3. イチゴ舌。舌の表面に赤いブツブツが目立ち真っ赤になります。唇も真っ赤にはれます。
  4. 発疹が手足や身体に出ます。特徴的なのはBCG接種部分が真っ赤にはれます。突発性発疹は熱が下がった後にでますが、川崎病は熱が出ている間に出てくるそうです。
  5. 四肢末端の変化。手足がむくんだように腫れ硬くなります。回復期は手足の先の皮膚が剝けます。
  6. 首のリンパ節が腫れます。

ちなみにあおたろーは発熱と発疹と皮膚の剝けが該当しました。

最も問題になるのは、冠動脈という心臓の血管に炎症が起きて、こぶ(冠動脈瘤)ができてしまうことです。こぶができた血管があとで詰まってしまい、心臓に十分な血液が行かなくなると、心筋梗塞を発症しやすくなります。

あおたろーですが、心臓に影響があることが一番怖いので、それを調べるために大きな病院で心臓のエコー検査・心電図検査・胸部レントゲンを撮りました。

結果、とくに心臓に問題はなく、該当する症状も5つ以上なかったので突発性発疹じゃないかということになりました。

川崎病と診断された場合、治療は入院しておこなうようです。

最後に

今は元気になったあおたろーですが、2歳になってからの突発性発疹はイヤイヤ期も重なりかなり大変でした。

高熱が続いた後に発疹が出たのでてっきり突発性発疹だと思っていましたが、溶連菌感染症や川崎病という症状が似た怖い病気もあるので、自己判断はせずちゃんと病院に連れて行くべきだと改めて実感しました。

大事な我が子を守るためにもっと気をつけないといけないですね。

この記事が少しでもだれかの参考になれば幸いです。

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